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礒山雅著の『J・S・バッハ』ー1990年発行ー バッハは、18世紀前半の楽器を使い、それを前提にして作曲した。ところがそれ以降、とくに19世紀において、楽器は大きく変貌した。その結果生まれた高い機能性を持つ楽器を使ってバッハを演奏してきた。だが、1970年代を境にバッハの時代の楽器(古楽器)は、モダン楽器よりはるかにバッハの音楽にふさわしく再現するのではないか。ロマン派の時代に改造された楽器を用いることは、かの時代に楽器のもっていた味わいや表現力を、むしろ傷つけてしまうのではないか・・・。こうした考えが、世の音楽家や音楽ファンの中に、やっと生まれてきた。 バッハの楽譜には、幹になる音と副次的な音があり、緊張した不協和な音と安らいだ協和の音とが対立している。また、表記より長めになって生きる音と短く跳ねるべき音とがあり、楽器上でよく響く音と、曇るがゆえに味のある音とがある。それらが相互に意味深く使われ、緊密な複合体をなしているのが、バッハの音楽なのである。 -本書抜粋ー 山田貢氏による古楽器ラウテンクラヴィーアの演奏会が4月24日(日)14:00~ JIKE STUDIO でありました。 ラウテンクラヴィーアは、リュート(ガット弦を用いて音を出す)とチェンバロ(バロック時代の鍵盤楽器の代表格)のハーフで、鍵盤で操作できるリュートといった楽器。チェンバロ奏者としてバッハを演奏していた際に感じた不可解な楽譜の疑問が、ラウテンクラヴィーアの研究・復元に繋がったそうです。 ヴァージナルチェンバロ ラウテンクラヴィーア ヴァージナルチェンバロを2段に重ねて演奏中の山田貢氏。 「音の差異」の的確な表現を求めて、ラウテンクラヴィーアの復元にかけた山田氏の情熱。その音色は柔らかで、心おどるものがありました。バッハの時代に少しだけtripしたような... 明日、4月30日(土)14:00~ 山田貢氏によるラウテンクラヴィーア演奏会の第2回目が開催されます。ご興味のある方は、是非~♪
by nviolann
| 2011-04-27 09:19
| 音楽
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